『I am a Hero』の最終巻から数年が経ち、未だに続編の噂がファンの間で絶えません。作者の花沢健吾さん自身がインタビューで「この世界観でまた描きたいテーマがある」とほのめかしていたのは確かです。
しかし現実的な問題として、連載終了時の体力消耗や現在進行中の新作『ひきこもり探偵』の状況を考えると、すぐに動くのは難しいでしょう。特にゾンビものというジャンルの特性上、同じ主人公で続けるよりも全く新しい視点でリブートする可能性も感じます。あの終わり方には賛否両論ありましたが、あえて解釈を読者に委ねた美学もあったと思います。
個人的にはスピンオフ形式でサブキャラクターの過去編や、パラレルワールド的な展開なら期待したいですね。出版社の戦略次第ではありますが、この作品の持つ社会風刺の要素は今の時代にも刺さるはずです。