LUNA SEAの『Rosier』は、複雑な感情を抱えた恋愛を象徴的に表現した楽曲だと思う。歌詞に登場する「薔薇」は美しさと痛みの両方を表しており、激しい感情の揺れ動きを感じさせる。
特に「傷つけ合うほどに愛した」というフレーズからは、共依存的な関係性が見て取れる。お互いを深く理解しようとするほどに、かえって傷つけてしまうパラドックスが描かれている。このあたりの表現は、ヴィジュアル系バンドならではのドramaticな世界観が光る。
曲全体を通して、愛と苦悩が混ざり合う独特の雰囲気が作り出されている。当時のLUNA SEAが追求していた、美しくも危うい感情の表現が凝縮された名曲と言えるだろう。
音楽シーンに長年関わってきた者として、LUNA SEAのメンバーの現在の活動は非常に興味深いですね。
ヴォーカルの河村隆一はソロ活動を継続しながら、近年では俳優業にも力を入れています。ドラマや舞台に出演し、多才な一面を見せています。ギターのINORANは精力的にソロプロジェクトを進める一方、若手アーティストのプロデュースにも携わっています。
ベースのJはロックバンド『J and the 9s』で新たな音楽性を追求中。ドラマーの真矢はセッションドラマーとして活躍し、数多くのアーティストとコラボレーションしています。SUGIZOはソロ活動に加え、X JAPANでの活動も続けており、国際的な音楽シーンで存在感を示しています。
それぞれが個性を生かした活動を展開していますが、時折行われるLUNA SEAの再結成ライブは、今でもファンを熱狂させています。