英語で説明するなら『It\'s not just about appearance, but the vibe that makes you want to protect or cherish something』という言い回しが近いかもしれません。『となりのトトロ』のメイちゃんや『魔女の宅急便』のキキのようなキャラクターは、この説明を具体化する良い例です。
英語でピンからキリまでを表現する際、最も一般的なのは 'from A to Z' というフレーズでしょう。アルファベットの最初から最後までという意味で、物事の始まりから終わりまで、あるいはあらゆる種類を含むというニュアンスを完璧に伝えます。
イギリス英語では 'from soup to nuts' という面白い表現もあります。これは正式なコース料理の流れに由来していて、スープからデザートのナッツまで、つまり食事のすべての段階を指します。ビジネスシーンでも使われることがあり、プロジェクトの初期段階から最終成果までをカバーする意味で重宝されます。
オーストラリアでは 'from woe to go' というスラングも聞かれます。これは競馬のスタートからゴールまでというイメージで、やはり完全な範囲を示します。それぞれの表現にはその文化の特徴が表れていて、比較するだけで楽しめます。フランス語の 'de A à Z' も英語圏で理解されることがありますね。
海外のコミュニティでは、'イヤミス'のような言葉遊びを指す際に『backhanded compliment』という表現がよく使われます。これは表面上は褒めているようで、実は皮肉や嫌味が込められているニュアンス。
例えば『You're smarter than you look』(見た目より賢いんだね)なんて典型的な例で、一見褒め言葉に聞こえるけど、よく考えると見た目を貶してるわけです。Redditのスレッドでよく話題になる『negging』(心理的に相手を不安にさせる軽い嫌がらせ)とも関連性があるみたい。
イギリスでは特に『left-handed compliment』とも言うらしく、文化的に皮肉の表現が発達していることがよくわかりますね。
海外のファンアートコミュニティでよく見かける表現といえば、"I want to eat you because you're so cute"という直訳的なフレーズより、"You're so cute I could just gobble you up!"の方が自然に感じますね。
特にアニメキャラやぬいぐるみに向けて使われるこの表現、英語圏では少し滑稽なニュアンスも含まれていて、日本の「萌え殺し」文化に慣れない人には最初は不思議に映るようです。Redditのスレッドで議論された際、"It's like wanting to squeeze a puppy too hard"(子犬をきつく抱きしめたくなる感覚)と説明したユーザーがいて、なるほどと思いました。
実際に『けいおん!』の平沢唯のフィギュア写真に"Nom nom nom"(ムシャムシャ食べる擬音)とコメントがつくなど、文化の違いを超えた共感も生まれています。
日本語の『おべっか』にピッタリ当てはまる英語表現はなかなか難しいですが、『brown-nosing』が近いニュアンスを持っています。特に権力者に媚びへつらう態度を指すスラングで、文字通り「鼻を茶色くする」という意味合いから来ています。
職場や学校で上司や先生にゴマをするような行為を描写する際によく使われます。『Stop brown-nosing the boss!』(社長におべっか使うのやめろよ)のように使える表現です。
他にも『suck up to~』というフレーズもあり、『He’s always sucking up to the teacher』(あいつはいつも先生におべっか使ってる)といった使い方をします。アメリカの高校ドラマ『Glee』でも、成績を上げたい生徒が教師に取り入ろうとするシーンでこの表現が使われていました。