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第7話

Author: 招き猫にゃん
病室のドアが開き、両親と弁護士が入ってきた。

大介が床に膝をついている姿を認めるなり、父は血相を変えた。殴りかかろうとする父を、弁護士が必死に引き止めた。

「落ち着いてください!ここで手を出せば、こちらまで加害者になってしまいます」

後ろには、大介の副隊長もついてきていた。この惨状を見て深くため息をつくと、大介の肩を掴んで無理やり引き起こそうとする。

「隊長、もうやめましょう……夏希さんは今、頭に血が上っているんです。冷静になるまで待ちましょう。今日は一旦戻りますよ」

大介は目を真っ赤に腫らし、その手を荒々しく振り払った。

あれほど穏やかで、仕事のことを何でも理解してくれていた彼女が、ここまで容赦なく踏み込んでくるとは、彼は本気で想像すらしていなかったのだろう。

……

裁判で、大介は全面敗訴した。

証拠があまりにも揃いすぎていたのだ。高額な医療費と慰謝料を支払う判決が下り、彼のこれまでの蓄えは底をついたばかりか、多額の借金まで背負うことになった。

判決が出たと同時に、消防中隊からは正式な停職処分が下される。

旗色が悪いと悟った麻衣は素早く大介から距離を置き、新たに
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