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第28話

Author: 桜夏
「スープ、どう?おいしい?」

美月は期待に満ちた声で尋ねた。

――このスープは、実は高級レストランからテイクアウトしたもの。きっと蓮司の舌を掴めるはず。

「うまいよ。さすが美月、料理の腕前があるな」

蓮司は一口飲んでそう言ったが――

正直、味はくどかった。油っこくて、化学調味料の味が強く、いかにも工場のラインで量産された感じ。

――やっぱり、透子のほうがいい。

味付けは控えめで、食べるとほっとする。外食とはまるで違う、家の味だった。

「おいしいならよかった〜。じゃあ、これから毎日、作ってあげよっか?」

美月が嬉しそうに笑いかけてくる。

その「毎日」という言葉に、蓮司はスープをすすりながら口を開いた。

「明日、俺が証明書を取りに行ってやるよ。そのあと、うちのグループのホテルに泊まればいい。そこならパパラッチも追ってこられない」

美月はその言葉に、ぎゅっと唇を噛んだ。

少し間を置いてから、作り笑いを浮かべて言った。

「うん、ありがとう、蓮司」

夕食を進めるうちに、美月はさらにスープを注ごうとしたが、蓮司にやんわり断られる。

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Comments (4)
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mi
ずっとムカつくんだけど
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大川内京子
身勝手な人たちの結末が気になる!
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タチコマ
さっさと離婚して、馬鹿カップルで再婚しなさいな!
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