「うん、いいよ」 「じゃあ、俺からだね~。あ、落ちちゃった。じゃあ、俺の質問が終わったらまた一緒につけよ。 乙女ゲーム、どう? プロット、進んだ?」 「あ、うん。少しずつ」 「よかった! よし、じゃあ、二回戦目~!」 一緒に火をつける。ぱちぱちしてきたところで、私の雫は落ちてしまった。愛楽くんのは、ぱちぱちと大きな火花になって、最後の小さい火花になるところまで生き残っていた。ぽとりと落ちたところで、愛楽くんが質問をした。 「お祭り行けなかったから、そこのプロットどうしたかな~って心配だったんだよね。代案として、遊園地、動物園、プラネタリウム、美術館を考えたんだけどどうかな? いろいろ行ってみて、一番イメージに合うものを書いてもいいと思うし! また次のお休み、ゆうのゲームの参考なりそうなところ、どこか行かない?」 「うん、ありがとう」 「うん! 予約しておくから、どこがいいか決まったら言ってね! じゃあ三回戦目~!」 火をつける。今度は、火の球ができあがったところで、膨れ上がりすぎて、ぽたりと落ちてしまった。 私……もしかして下手? 線香花火に下手とかあるのかな。いや、あるなあ、これは。 愛楽くんはクスクス笑った。 「ゆうが全然しゃべれない~! いいよ、質問、ゆうに譲る!」 「ありがとう……。その……さっきの話に関わる感じなんだけど……私の行きたいところに連れていってくれるの、嬉しいんだけど。愛楽くんの行きたいところにも、行きたいなって……。あ。というか、行きたいところだけじゃなくて、したいこととかも。いつも私を優先してくれるから、愛楽くんの意見も聞きたくて。はんぶんこ、したい……というか……」 愛楽くんの考えや想いを知りたい。そう思った。
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