十年間の濡れ衣を着せられて、私は夫と息子を彼女に渡した
結婚して十年、かつての親友が一枚の写真を送ってきた。
彼女の娘、美香ちゃん、そして私の息子、健太郎。それぞれが彼女と私の夫・柴田悠一の腕の中に抱かれている。
四人が寄り添うように写った写真には、こう書かれていた。
「どうして息子と娘が揃ったと言えないの?」
私はその下にコメントを残した。「お似合いだね」。
次の瞬間、その投稿は削除された。
翌日、夫が怒りに満ちて家に戻り、私に問い詰めた。「美奈がやっと落ち着いてきたのに、なんで彼女を刺激するんだ?」
息子の健太郎まで私を責め、「全部お母さんのせいだ!美香ちゃんが泣いたのはお母さんのせいだ!」と私を突き飛ばした。
私は離婚届を取り出し、彼らの顔に投げつけた。
「うん、私が悪いってことね。だから、私は身を引くよ。四人家族になればいい」