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5・調教開始

Author: 揚羽渓名
last update Petsa ng paglalathala: 2026-06-24 12:18:30

「な、何をしてるんだ!」

「何って、自慰だけど。だってわざとらしいってあなたが言ったんじゃない……あっ……ん……っふ……ぅん……」

 右手で陰核の周りをなぞりながら左手で乳首を弄る。それだけで私の身体は完全に出来上がってしまう。

 最初は視線を逸らしていた男だったが、次第に私の行為に釘付けになる。

「はぁ、あっ、んんっ!」

 足をピンと伸ばすと下腹部に自然と力が入る。もうすぐ絶頂しそうだが、性に貪欲な私はこんな物では足りない。

 その場にさっと視線を走らせると、手近な所にあったペンを手にとって男に言った。

「これ……借りて、良い?」

「あ、ああ」

 男は呆然とした顔をして私を凝視して私の行動をじっと見守っている。

 私はペンの後ろを迷わず蜜壺内に突っ込むと、良い角度を探してそこを重点的に弄り始めた。それと同時に愛液が溢れ出す。

 本当はもっと太くて硬い物を挿れたいけれど、仕方ない。目の前の男はこんな状態の私を見ても襲いかかっても来ないのだから。

「あん! そ、そこ……イイ……もっと、グチャグチャにして」

 こんな事を言っても相手は自分自身なのが虚しいが、私はペンでグリグリと最奥の周りをなぞり始めた。

 ゾクゾクとしたものが背筋を這い上がり、自然と息が荒くなる。

「あ! そ、そこだめぇ! イク! イッちゃう! あ、あ、ああぁぁぁ!」

 私は背筋を仰け反らせてビクビクと震えた。それと同時に勢いよく潮を噴いてしまう。それは正面に座っている男の服を濡らしたけれど、男はゴクリと喉を鳴らしただけだ。

 けれどよく見ると男の下履きが微かに膨らんでいる。

 私は肩で息をしながらまだ潮をかけられて呆然としている男に近寄ると、床に落ちていた麻布で男の腕を縛り上げた。それに気づいた男がハッとしてこちらを睨みつけてくるが、それを無視して無理やり男の唇を塞ぎ、男の口内に強引に舌を挿れる。

「んっぐ!?」

「んん、んむ……ぁ……っふ」

 舌で男の口内を無理やり犯すと、男は一体自分が何をされているのか分からないとでも言いたげにまた私を睨みつけてきた。それでも私は止めない。本気でこの男が抵抗すれば、私が結んだ縄など簡単に解けるはずだ。それでもそれをしないのは、この男もまた何かを期待しているからに違いないのだ。

「あなた、名前は?」

「……は?」

「名前は? と聞いているの。私はダリア」

「……オズ……ワルド」

「そう。それじゃあオズワルド。始めましょうか」

 そう言って私はオズワルドを軽く押した。するとオズワルドは抵抗もせずにそのままベッドに仰向けに転がる。

 そんな従順なオズワルドを見下ろした私は、下履きを脱がせて跨ると、既に固くなっている屹立に愛液を塗りつける。

「っう、な、何を!」

「犯すのよ、あなたを」

「犯す、だと? 俺を? お前が?」

「そうよ。抵抗出来るのならしてみなさいよ。これからあなたは為すすべもなく私の中に吐き出すしか無くなるから」

「……無理に決まっている」

 オズワルドからポツリと漏れた声は切実だった。きっと色んな事をしてきたのだろう。

「そうかしら?」

 私はそう言ってオズワルドの屹立の根本を、腕を結んだ麻布よりもずっと細い麻布で縛り付けた。その行為にオズワルドは大きく目を見開く。

「な、何してるんだ?」

「射精管理。あなたはこれからどれだけ出したくても出せない。私が良いと言うまでね」

 ——ここで冒頭に戻る。

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