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第2367話

Author: かおる
翔の視線に気づき、靖の瞼がぴくりと動いた。

翔は続けた。「あの件では仁志も重傷を負ったので、星と一緒に戻ってきたそうです」

正道は碁石を置いた。「そういうことなら、まず下へ行ってみよう」

階下に降りると、星と仁志はすでに応接間で待っていた。

二人は並んで座り、結婚式の話をしていた。

怜央はキジトラ猫を抱え、無表情のまま二人から少し離れたところに座っていた。

話しているうちに、仁志はふと何かを思いついたように怜央へ目を向けた。

仁志はにこやかに誘った。「怜央さん、この三年間、星に随分力を貸してくれた。星の友人と言っても過言じゃない。

俺と星の結婚式で、新郎の介添え役をやってくれないか?

新郎にはなれなかったけど、介添え役なら少しは慰めになるだろう」

怜央は仁志を一瞥した。「よく俺を招待する気になるな」

仁志は言った。「なぜ招待できないんだ?まさか式をぶち壊して花嫁を奪うつもりか?」

怜央は冷笑した。「さあ、どうだろうな」

仁志は無害そうな笑みを浮かべた。「それは好都合だ。ちょうど、お前を始末する口実が見つからなくて困っていたところだ」

そう言ってから、仁志は星
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