-259 社長の事情- 突然聞こえて来た俺の声に驚きつつも冷静さを保っていた亮吾は自分がどういった「勘違い」をしていたのかが気になって仕方が無かった、ただやはり医師としてこちらの世界で働いている者として如何なる場合でも焦ってはいけないと肝に銘じていた様だ。亮吾「それで?この声は何処から聞こえているんだよ、誰なんだよ一体。」 今は一応マイクのスイッチを切っているが確かに姿が見えない俺の声だけが聞こえているのは本当に不自然な事だ、ただここは何でもありの異世界だからこう言った現象が起こってもおかしくは無いという事を誰かに教えて貰えると助かるのだが。例えば結愛とか結愛とか結愛とか・・・。結愛「何で俺なんだよ!!他にもいっぱい転生者がいるだろうが!!」 あれ、聞こえてた(※実はマイクをわざとオンにしていました)?いや・・・、一番キャラが濃いのがお前だからさ。結愛「関係ねぇだろうが、そもそも俺をこんなキャラにしたのはお前だろうが!!」 何だよ、気に入ってねぇのかよ・・・。じゃあ久々に高校時代みたいな恰好するか(※詳しくは夜勤族の妄想物語2. 「最強になるために」をご参照ください)?結愛「あんなの着るなら死んだ方がマシだよ(もう死んでます)、と言うか過去の話を参照さすな!!」 それが嫌なら亮吾に解説するんだな、分かりやすく丁寧にだぞ。結愛「分かったよ・・・。実はですね、つい数年前からなんですが皆に今みたいな声が聞こえる様になったんですよ、ただ横からごちゃごちゃ言ってくるだけで別に何もしては来ないのでお気になさらないで下さい。」 これはこれは、わざわざ「大人モード」で有難うございます。結愛「お前が「丁寧に」って言ったんだろうが!!もう良いから早く話を進めろって。」 うーむ・・・、正直人に指図されるのはあんまり好きじゃ無いんだが仕方ないか。 亮吾がしている「勘違い」に関しては1番状況を知っているビクターに解説してもらうのが最善だと思ってしまうが流石に神に頼みごとなんて誰もが出来る訳無いと頭を悩ませていた、ただこの世界に亮吾を送り込んだのは他の誰でもないビクターなのでその責任を取るべきだと思ってしまう。結愛「相手は神なんだから流石に無理だろ、賽銭として沢山の札束を積んで奉納したとしてもそんな図々しい事聞いて貰えるとは思えねぇぞ。」 ほう、「お賽銭」です
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