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All Chapters of 空に墜ちる -if-: Chapter 21 - Chapter 30

66 Chapters

3.謎のおかんネットワーク

 いつものようにイーグルの機体を駆って、飛んでいる。(おかしいな……?) そう感じたのは、飛んでいるのになんの圧迫も無かったからだ。「百合緒! 脱出しろ!」 不意に、無線機に若桐の声が響いた。 ガクガクと小刻みに揺れていた機体が、轟音とともに大きくふらつく。(なんだっ?!) グルグルと周囲を見回し、計器類を確認する。 高度計が目まぐるしく動き、急速に落ちていた。「守さんっ!」「早く出ろ!」「でも、このままじゃ機体が地上に……」「つべこべ言うな、ひよっこが!」 風防が飛び、椅子が強制射出される。(え、なんでっ?!) 空に放り出された真壁の目に飛び込んできたのは、複座の付いた訓練用の機体。 風防が飛んだ機体の複座に、人影があった。「守さんっ?!」「俺は機体を海に運ぶ!」「守さんっ!」 真壁は必死に手を伸ばすが、煙を上げた機体は見る見る遠のいていき──「守さんっ! やだっ!」 叫んだところで、目が覚めた。 隣の壁を、ごんごんと叩く音がしている。「おい、真壁! どうした?」 響野の声だ。 官舎の一人部屋は、一応のプライベートは保たれるが、さほど壁が厚いわけでもない。 真壁は壁を叩き返した。「なんでもない……」 しかし、全身の震えが止まらない。 射出された瞬間の衝撃。 ジェット噴射の色とは明らかに違う炎を上げるエンジン。 遠ざかる機体と、たなびく黒炎。 真壁は、わななく手で思わずスマホのボタンを押していた。『ん〜? なんだぁ、百合緒……、どうした?』 短いコールのあとに、眠たげな若桐の声が聞こえる。「すみません……。こんな
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3-2

 12月に入り、若桐は教官室で訓練生の評価に頭を悩ませていた。(百合緒もオカシイ電話してきたし……。民間企業でもないのに、なんでこんなに年末進行なのかね……) メールフォルダも紙面の書類も、今か今かと列をなしている。 若桐は、訓練生の顔を思い浮かべながら、評価欄にチェックを入れていた。「失礼します」 ノックが響き、扉が開く。 入ってきた人物に、場にいた者の誰もが不思議そうな顔をしている。「若桐二等空佐はご在席でしょうか?」「あ、俺だ」 自分が名指しされたことで、軽く驚きつつ、若桐は手を上げる。「私、航空警務隊勤務、佐藤空等一尉と申します」「警務隊……?」 受け取った名刺には、公的な徽章も印刷されており、名乗った通りの肩書きと〝佐藤利雄〟の名が書かれていた。(基地まで来て、詐欺する莫迦もいないだろうが……。それにしても……シュガー&ソルトかよ? ヒデー名付けもあったもんだな……) 神妙な顔で名刺を受け取り、思わずジッと眺めてしまう。「お話、よろしいでしょうか?」「あー、えっと……」 若桐はキョロキョロと周囲を見回し、同僚の好奇の目が集まっていることに気付く。「応接室、空いてる?」「空いてると思いますよ」「じゃあ、ちょっと行ってくる」 隣席の教官に断りを入れて、離席する。 廊下を移動する間も、佐藤はムッと黙り込んだままだった。(俺より若そうだが……) 服装は、通常の制服姿。 帽子は小脇に抱えられていて、髪は短く清潔に刈り上げられている。 堅物の代名詞のように呼ばれる真壁とはまた別の── 面倒な意味で、堅そうな顔貌をしている印象だった。「こちら、どう
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3-3

 その晩、自室で訓練生の評価の続きをしていると、メールが届いた。『なにかありましたか?』 と書かれた、真壁からのメール。「あ、しまった……」 佐藤にスマホを渡してしまったために、真壁の〝定時連絡〟に全く返信が出来なかったのだ。 メッセージに即座に返事は出来ないと言ってあるが、スクランブルのない若桐の仕事は、返信が出来るタイミングはほぼ決まっている。 その時間を数回見送っても連絡がないことに、真壁の不安を煽ったらしい。(昨日の今日だし、悪かった……) メールにスマホが手元にない旨を書いたところで、若桐は手を止める。(待てよ。警務に詰問されてスマホ渡したとか書いたら、それはそれで不安を煽るか……?) しばし悩んだのち、若桐は『スマホの電源が入らなくなった』と嘘を書いて、メールを送信した。『わかりました。今夜はこれからスクランブル要員なので、夜中にご迷惑を掛けることはないと思います』 と、返ってくる。(あ〜、めっちゃタイミングわる……) そこで息を吐き……。 それから、急に不安がこみ上げてくる。(待てよ……。なんとなくそのままスマホ渡しちゃったけど、百合緒とのメッセージを見られたら……?) 必死に記憶をたどる。(いや、いや、いや。確かに御前崎で会う話はしてるが、一応全部釣りの約束だし。恋人みたいなやり取りはしてないし! あいつからのメールは基本、響野の観察日記だし……) とはいえ、元教え子とずっと個人的な付き合いをしていることに変わりはない。(こんなことなら、日本全国の釣りスポット周りとかしときゃ良かった!) 自分たちの込み入った事情を察しつつも、踏み込んだりせず、なんとなく自然に接してくれる旅館〝はまだ〟の使い勝手の良さに、女
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3-4

 佐藤にスマホを預けて、既に十日。 スマホの返却を頼むべきか、いっそ新規で購入すべきかを、若桐は悩んでいた。(つっても、俺だってそんなに給料もらってるわけじゃねぇし。ケータイは契約に縛りがあるから、買い替えとか気軽にやりたくねぇんだよ……) だからといって、返却を申し出たら、あのいろんな意味で堅そうな佐藤が、更にいらぬ疑惑を強めてこないとも限らない。(忙しくて、スマホを修理に持ってけないって言い訳も、そろそろ辛くなってきたしなぁ……) 日常生活では少々ボンクラ気味の〝妖精さん〟だが、真壁は別に莫迦ではない。 むしろ、勘は良いぐらいだ。 一方で、生真面目な気質で悩み事は他人に打ち明けず、内に溜め込む性質がある。(思い詰めてなきゃいいが……) パソコンのメールでのやり取りは、スマホほどには手軽ではない。 合間を縫ってやり取りをしているが、いざと言う時、通話が出来ないのが痛い。 受信箱のメールを開くと、泣き顔の絵文字が目に飛び込んでくる。(だよなぁ。……あいつ、実は結構甘ったれだしなぁ……) 警務隊から不正を疑われている現状、休暇を取って御前崎に行くのは悪手に思えて、逢瀬の日程をキャンセルしたのだ。 真壁は先日の悪夢を、なぜか地味に引きずっているらしい。 だが、この仕事をしていれば、命の危険はそこはかとなくつきまとう。 不安を妄想と一蹴できないのも、事実だった。(やっぱり、新しいスマホ買うか……?) 財布事情を考え、どこで折り合いをつけるべきか……? と若桐が頭を抱えていると……。「若桐さん」 声を掛けられ、振り返ると佐藤が立っている。「あ〜、あんたか……」 立ち上がって応接室に向かおうとすると、佐藤は首
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1.ドルフィンライダーの憂鬱 -前編-

 若桐は、予約を入れていた御前崎の旅館に、キャンセルの電話をした。「またのお越しを、お待ちしておりますね」 すっかり顔なじみになった女将は、電話の向こうから……むしろ若桐よりも残念そうにそう言ってくれた。 最初に浜松と静浜の中間地点で、月に一度の頻度で訪れるのに、無理やり〝釣りが趣味に〟とこじつけた。 実際、今も別段、釣りが面白いとは思っていない。 が、月に一度、真壁と並んで釣り糸を垂らし、近況を話しながらまったりと時間を過ごすのは楽しい。 釣果がさほどなくとも、夜に心尽くしの魚料理を出してくれる宿の空気も気に入っている。 気になることがあるとしたら、宿の経営者という立場上、聡い女将は自分と真壁の関係を、とうの昔にわかっているんだろうな……という点だ。(あの女将さん、さりげな〜く部屋の備品やらなんやらに気遣いしてくれてんだよな〜) 今回の電話応対の声音も、つまるところ「デートが流れちゃったんですか?」が含まれているのが、容易に想像出来たのだ。 こそばゆいというか……、時々顔を合わせるが恥ずかしいのだが、そこは大人として〝何事もなさそう〟に振る舞っている。 だが、先月に続いて二度目のキャンセルで、なんともいたわしそうな声を出されて、言葉に詰まる。 挙句に「いつも使ってもらってますから、キャンセル料はいりませんよ」とまで言われてしまった。 三日前のキャンセルに、料金は必要ないと言われては、心が痛む。 とはいえ、旅館の女将に気遣う以上に、今は気になっていることがあった。『休みが取り消しになりました』 とメッセージを送ってきた、真壁のことだ。 画面の向こうで、真壁がどれほどしょげた顔で打ち込んだのかが、そのたった一行から伝わってくる。(まぁ、ドルフィンライダーに選抜されたって聞いた時から、想像出来てたけどな) スクランブル要員であっても時間の規制が厳しいパイロットに、広報活動まで任されるとなれば、その忙しさは比ではない。
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1-2

 航空祭が近付くと、若桐の周りはいつも以上に騒がしくなる。 訓練生たちに当日させるべき業務を教え、彼らの対応が即座に隊のイメージに繋がることを徹底し、現場では甘えが一切許されないことを指導する。「祭って言葉に、浮かれて困りますなぁ」「裏方の重みが分かっちゃないですからねぇ」 教官室で、同僚と交わす会話にも、気苦労が滲む。「おう、みんな揃ってんな。ちょうどいい、聞いてくれ」「菅生一佐、どうしました?」 直属の上司に当たる菅生が、教官室に入ってきた。「今年の航空祭だが、やっぱりブルーの展示飛行がくることになった」「え、スケジュールが被るとか言ってませんでした?」「向こうの天候が良くないらしい」「そりゃ、来場者は大喜びだろうが……」「でも、明後日ですよ?」「そうなんだ。スペースの確保とスケジュールの変更、それに広報もしなきゃならん。すまんがちょっと、頑張ってくれ」「わかりました」 突然の変更は色々厳しいが、ブルーインパルスの展示飛行は空自のイベントで大きな目玉になる。 だが、若桐にとっては、別の意味でも嬉しかった。(あ、百合緒がブルーで飛ぶの見るの、初めてだ……) 年甲斐もなくときめいた自分に、思わず苦笑した。
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1-3

 早朝、ブルーインパルス隊の到着を待っていると、遠くにエンジンの音が聞こえてくる。 綺麗な編隊を組んだ機体は、小さな点が見る見る近付き、轟音と共に一機、また一機と滑走路に降りてきた。「やっぱ、精鋭はちがうな……」 ぽつりと、後ろに並ぶ訓練生の間から、溜息が漏れた。 機体から降りたパイロットが整列し、基地司令と飛行隊長が挨拶を交わす。「山城隊長、ようこそ! よく来てくれました」「司令、こちらこそ歓迎ありがとうございます。こちらから、副隊長の跡部、それに三番機の坂下……」 式典や儀礼的なものではないが、精鋭たちを歓迎する意味で基地内で手の空いている者が出迎えただけだが。 隊長の山城は、チームのメンバーを一人ひとり、丁寧に紹介した。 そして、挨拶を終えて集まった者たちがぱらぱらと散っていく中、山城が若桐に向かって手を振る。「若桐教官!」「山城! 出世したなぁ!」「まだ、二佐ですって」「莫迦、俺も同じだ」 教え子が自分と同じ階級になることは、若桐にとっては毎度のことだ。 ははは……と笑いあい、出世する教え子を誇らしく思う。「そうだ。真壁、おまえも挨拶しとけ」 山城が、離れて立っている真壁に向かって呼びかけた。 機体を降りた時から、平静を保ちつつも、時折送られてくる視線の湿度が重苦しい。「よう」「お久しぶりです、若桐教官」 真壁が、型通りの敬礼をしてくる。 完璧に取り繕った声音。 だが、若桐に向けられたその視線は百万の言葉よりも雄弁だった。(あ〜……、煮詰まってんなぁ……) 二人の空気に気付くはずもない山城が、真壁の肩をパンッと叩いた。「若桐教官の肝いりだけあって、アテになりますよ」「肝いりぃ? 俺は誰も、特別扱いはしてないぞ」「あっちこっちから噂が入
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1-4

 航空祭が始まれば、若桐の忙しさは尋常ではなくなる。 来場者の対応に追われる訓練生たちが、仕事を滞りなくこなせているかに気を払い。 来賓の案内のような、中堅がこなさなければならない自分の業務をこなし。 更に、トラブルやアクシデント対応に頻繁に呼び出される。 ブルーインパルスの飛行展示を、ゆっくり見上げる暇はほとんど無い。 頭上を通り過ぎるエンジン音を聞きながら、ちらと目を上げるとたなびく煙が美しい花の絵を描き終わるところだった。(ああ……、俺もさんざ憧れたなぁ……) いつだって、ブルーインパルスが飛ぶ時に浮かぶ感慨。(今は百合緒が、あれに乗ってんだ……) 一糸乱れぬ旋回をする、六機の機体。 真壁の乗る六番機を見つめて、一段と胸が熱くなる。「若桐さん! 救護室が、何人か手を貸してほしいって」「おう、若いの行かせる」 我に返り、若桐は業務に戻った。§ 航空祭が終わり、格納庫の人目につかない場所で、若桐は一息入れていた。「若桐さん」 なんとなく既視感を覚えつつ、振り返る。「時間、大丈夫なのか?」「隊長が、それぞれ話したい相手もいるだろうって、帰投前に自由時間作ってくれました」「へえ、山城も少しは〝隊長〟らしくなったなぁ」 いつもなら〝真壁ミサイル〟になって抱きつける距離で、真壁が足を止める。 若桐はポケットに入れてあった缶コーヒーを取り出すと、一つを真壁に差し出した。「良かったぞ、展示」「見てくれたんですか?」「ちらっとだけどな」「ありがとうございます……」 そう返事をしつつも、真壁は浮かない顔のまま、手元で缶をいじりまわしているだけで、封を切りもしない。(まぁ、そうだろうな……) 缶コーヒ
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2.ドルフィンライダーの憂鬱 -後編-

 松島の基地へ戻ってからも、真壁の日常はびっしり詰まったスケジュールに忙殺されていた。 が、その日の夕方、隊長の山城が声を掛けてきた。「真壁。これ」「はい?」 渡されたのは、外泊申請の書類。 既に受理がされていて、しかも今日の日付になっている。「なんですか、これ?」「この間の航空祭で、ずいぶん煮詰まった愚痴を若桐さんに言ったらしいな。隊長としちゃ、少々妬けるが。……まぁ、相手が若桐さんじゃ、俺に勝ち目はないか」「は?」 山城は、真壁の肩をぽんぽんと叩いた。「俺だって、自分の上司が若桐さんなら良かったって、思う時あるから。おまえの気持ちは理解出来る。……まぁ、そのうちおまえが俺に愚痴吐き出来るぐらい、信頼ある上司になれるように頑張るよ」「待ってください。山城隊長は、充分信頼に足る方だと思ってますが……?」 肩をすくめ、山城は嘆息する。「俺もなぁ、頼むとおまえがほいほいと仕事こなしてくれちゃうから、ついつい甘えてたよ。真壁はなんにも言わないからって、若桐さんに指摘されてな。まぁ、明日はゆっくり羽伸ばしてこい」「……え……?」 ぱんっと背中を叩かれ、真壁は意味がわからないまま、手の中の書類を見た。「外泊申請なんて……してないのに……」 首を傾げながら更衣室で着替え、基地を出る。「よう」 門から少し歩いたところで、声を掛けられる。 振り向くと、そこに停まっているSUVの窓から、若桐が顔を出していた。「守さんっ!」 びっくりして駆け寄ると、助手席の扉を開けられる。「乗れよ」「どうしたんですか?」「ん? たまにはサプラ〜イズってのが、あったほうが面白いだろ」「え……?」「休み
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2-2

 ホテルのフロントで、若桐は手続きを済ませた。 後ろで待っていた真壁は、落ち着かない様子でキョロキョロしている。「どうした?」「こんなリゾートホテルに来るの、初めてです」「あ〜……、うん」 真壁の履歴を考えると、そういうもんかと言葉も無い。「ちょっとフンパツしたからな、部屋。楽しみにしてろ」「え……、なんだろう?」 案内係が来て、部屋へと通される。 中に入った真壁は、窓辺に駆け寄った。「うわ! 窓の外に風呂がある!」「リゾート気分、上がるよなぁ」「奮発とか言ってましたけど、すごく高いんじゃないんですか、この部屋?」「だから、たまにはサプラ〜イズって言ってんだろ」 窓の外の風呂を見つめている真壁の傍に寄った若桐は、ぼそっと囁く。「今夜は、声、我慢しなくていいんだぞ」 振り返った真壁は、頬を赤く染めた。「……でも……」「なんだよ?」「ま……守さんに聞こえちゃうから……」「おまえなあ……」 一瞬の沈黙のあと、若桐は吹き出し、真壁の頭をくしゃりと撫でた。「聞かせてくれよ」 くいっと寄せた頬にキスをして、耳元に囁くと、真壁は首まで赤くした。§ 若桐が秋保を選んだのが、基地から遠いからだということぐらい、さすがの真壁でも察することが出来た。 更に、夕食が部屋に運ばれたことで、若桐が本当に自分との時間を確保したくて、この小旅行を計画してくれたのだと分かる。「すごい、豪華な料理ですね」「あんまり飲むなよ」 はしゃぐ真壁のコップに、若桐がビールを注いでくれる。 静かな室内。 向かい側の若桐の顔を見ると、ドキドキが止まらない。
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