All Chapters of 愛されること~夫と義妹に殺されたので、今世では悪女になります: Chapter 121 - Chapter 130

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第120話 頼られる

「瀬戸さん!」実花は慌てて航へ駆け寄った。「……喉、カラカラだよ」弱々しく訴える航の向こうでは、まだ電話が鳴り続けている。「代わりますね。やることは東国さんから説明を受けています」そう言うが早いか、実花は鳴った電話を取った。「お電話ありがとうございます」『いつ復旧するんですか!』怒った声だった。「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」実花は相手の言葉を遮らず、最後まで聞いた。三人目の電話を受けたところで、実花は状況を理解した。怒り。焦り。不安。それらの感情が束になって、受話器の向こうから叩きつけられるような電話ばかりだ。「はい。承知しております」光也には技術があると言われたが、実花にその自覚はない。しかし、光也はそれ以上何も言わなかった。つまり、実花の思うように話をして大丈夫ということだ。相手からぶつけられる感情を落ち着かせる。その感情を少しでも和らげ、担当者へ繋ぐ。それが自分の役目だと実花は理解していた。焦りからか、相手は専門的な言葉を使う。それには取り合わない。専門的なことは、それを担当する社員がいると聞いている。.『仕事にならないんですよ!』「承知しております」相手が早口であればあるほど、ゆっくりと返す。安心してほしい。その気持ちを込めて、理解や共感を口にする。「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」『いや……御社が原因ではないと分かっているのですが、気が逸ってしまって……』「いいえ。直接の原因がこちらになくても、御社の仕事をサポートするのが私たちの仕事です」『そう言っていただけると……』声の勢いが弱くなり、感情が緩む。「担当者へお繋ぎいたします。お手数ですが、詳しい状況を改めて説明していただけますか?」そう言って社員へ繋ぐ。一本。また一本。焦る人。怒る人。泣きそうな人。そのたびに実花は相手の言葉を最後まで聞き、不安を受け止め、専門部署へ繋いでいった。.「電話が……落ち着いてきた……」「三回も四回も電話してくるところがあったからな」「……助かった」周囲から漏れる安堵の声に、実花も少しだけ肩の力を抜いた。気づけば一時間以上が過ぎていた。喉が少し痛い。そう思った瞬間だった。机の横へ紙コップが置かれる。「飲め」光也だった。「ありがとうございます」温かい飲み
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第121話 いない火曜日

校門を出たところで、実花は足を止めた。そして、無意識に周囲を見渡す。いつもなら、少し離れた場所に見慣れた車が停まっている。あるいは、校門の前に光也が立っている。けれど、今日はどちらも見当たらない。「……そうだった」小さく呟く。光也は今、海外へ出張している。そのため、今週の火曜日のアルバイトは休みになっていた。昨日のうちに聞いていたことだ。忘れていたわけではない。それなのに、校門を出た瞬間、当たり前のように光也の姿を探してしまった。(帰ろう)実花は駅へ向かって歩き始めた。同じように駅を目指す生徒は大勢いる。楽しそうに話す人。部活動の予定を確認している人。スマートフォンを見ながら歩く人。決して一人ではない。それなのに。(……なんだろう)ひとりぼっちになったような気がした。いつもと同じ帰り道。見慣れた景色。何も変わっていないはずなのに、どこか物足りない。(変なの)光也が海外へ行くことは珍しいことではない。仕事なのだから仕方がない。数日すれば帰ってくる。そう分かっているのに、胸の中に小さな空白ができたようだった。(久しぶりだからかな)学校が終わったあと、一人で駅へ向かうことが。最近は光也や航が迎えに来ることが多かった。だから、ただ以前の生活に戻っただけだ。そう思おうとした。けれど。以前は、こんな気持ちにはならなかった。(もしかして、私……)寂しいのだろうか。そう考えかけた、そのときだった。「実花」聞き慣れた低い声に、実花の心臓が大きく跳ねた。
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第122話 跡取りの器

「真理、お待たせ」昼休みを告げるチャイムが鳴ると同時に、実花は図書室へ駆け込むように入った。窓辺の長椅子に座っていた真理が、本から顔を上げる。「だから、待ってないって」そう言って笑う真理の隣には、読みかけの本と小さな紙袋が置かれていた。「でも、私の授業が少し長引いてしまったから」「まだ昼休みは始まったばかりだよ」真理は本を閉じて立ち上がる。「行こう」「うん」二人は並んで図書室を出ると、校舎の一角に設けられた飲食スペースへ向かった。最近、真理が学校へ来る日は一緒に昼食を取るのが当たり前になっている。空いている席を見つけ、向かい合って座る。「真理って、意外と学校に来る日が多いよね」実花が弁当を広げながら言うと、真理は紙袋からサンドイッチを取り出した。「座って勉強するより、人がやってるところを見るほうが覚えやすいんだ」真理はサンドイッチを一つ持ち上げる。「私は真理に会えるから嬉しいけど」「ありがとう」二人で笑う。いつものように他愛のない会話をしながら食事を進めていたが、不意に真理がサンドイッチを置いた。「実花に教えてほしいことがあるんだけど」先ほどまでとは違う真剣な表情に、実花は首を傾げた。「何?」「旧家の跡取りとして、何が一番大事だと思ってる?」「何が……?」問いの意味をうまく掴めず、実花は瞬きをする。真理は少し考え、言い方を変えた。「実花って、藤宮家にとってどういう存在?」それならば答えはすぐに出た。幼い頃から何度も教えられてきたことだからだ。「藤宮家にとって、私は個人ではないの」真理が黙って続きを待つ。「家の器なの。歴史や伝統、価値観。藤宮家を藤宮家だと言えるものを、すべて詰め込んで次へ渡す存在」自
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第123話 知らない横顔

火曜日の放課後。実花が昇降口で靴を履き替えていると。「実花」後ろから名前を呼ばれた。振り返ると真理が立っていた。真理が放課後まで学校にいるなんて初めてだった。いつものように整った姿。けれど、その表情はどこか落ち着かない。「どうしたの?」実花が尋ねると、真理は少しだけ視線を逸らした。「ちょっと、ね……一緒に帰ってもいい?」「あ、ごめん。今日は……」申し訳なさそうに言いかけた実花を見て、真理は笑った。その反応に少しだけ違和感を感じたものの。「ああ、そうだった……忘れてた」真理の気まずそうな反応に、違和感は消えた。「ごめんね」「ううん、火曜日だもん。あのイケメン婚約者が迎えに来るよね」「イケメンって……」実花は呆れたように真理を見る。「真理もイケメンだよ」一瞬、真理が目を丸くした。「私?」「うん。格好いいし」「それ、女の子に言う?」「だって、綺麗というより格好いいもの」真剣に答える実花に、真理は堪えきれないように笑った。「実花って、本当に面白いね」そう言いながら、真理は自然に実花の隣へ並ぶ。「校門まで一緒に行ってもいい?」「もちろん」二人は並んで昇降口を出た。校門へ近づくにつれ、周囲の女子生徒たちがざわつき始める。大勢の視線の先にいるのは、やはり光也だった。いつもの場所に停めた車へ寄りかかり、スマートフォンの画面を見ている。背の高い身体。隙のないスーツ姿。ただ立っているだけなのに、周囲の空気から浮いて見える。光也へ熱い視線を向ける女子生徒たちも、もはや見慣れた光景だった。(そういえば……)実花は隣を見る。真理はどう思うのだ
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124話 似ている理由

光也の会社でのアルバイトを終えた夜、実花はいつものように父・実篤と向かい合って食事をしていた。父娘の恒例になった夕食の時間。仕事の話。学校の話。母との思い出話。何気ない会話が流れる、実花にとって大切な時間だった。「お父様」実花は箸を止めた。「今日は、あまり召し上がっていませんが……大丈夫ですか?」実篤は味噌汁を一口飲んで、小さく笑う。「夏バテだろう。ここのところ暑いからな」「そうですか」実花は少し考える。「それでしたら、朝食は食べやすいものを用意するよう厨房へお願いしておきますね」「そこまでしなくても――」「お父様が倒れたら嫌です」真剣な表情で言われ、実篤は思わず苦笑した。「分かった。ありがとう」父親に意見するような、こんなやりとりも自然になっている。それが嬉しかった。「少し強引なところが東国君に似てきたんじゃないか?」「そう……でしょうか」似てきた。そんな風に考えたことはなかった。「東国君に似ないように気をつけろよ」思いがけない言葉に、実花は目を瞬かせる。「お父様?」「彼の場合、自分が食べたいという理由だけで、朝からハンバーガーを買ってきそうだからな」実花は思わず笑った。「そんなことはしないと思いますよ」「どうかな。とにかく気をつけろよ」実花は首を傾げる。「突然どうしたのです?」「意識している相手に、人は無意識に似るという話を聞いてな」「意識……」実花が小さく繰り返したとき、実篤の顔が歪んだ。実篤は内心焦った。東国光也との婚約には反対していない。実花本人は自覚していないようだが、恋に近い好意を寄せていることも分かりたくないが分かる。だが、それを自覚するのはまだ先でいいと実篤は思っていた。もう少しだけ娘には、自分だけの娘でいてほしかったのだ。「私の部下で突然口調が変わった者がいてな」慌てて言葉を続ける。「本人が言うには、いわゆる『推し』の動画を見続けていたら似てしまったらしい」「推し……」「性格はともかく、東国君は仕事はできる奴だからな。見てしまうのも仕方がないことだ」「そういうことですか」実花は納得したように頷いた。その様子を見て、実篤は胸を撫で下ろした。◇◇◇夜。自室へ戻った実花は、ベッドへ腰を下ろした。父との会話が頭から離れない。「意識している相手……」
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第125話 小さな火種

休日。久しぶりに予定のない朝だった。窓から差し込む陽射しを浴びながら、実花はソファへ身体を預ける。読みかけの本を開いたものの、なかなか文字が頭へ入ってこない。ぼんやりと窓の外を眺めていると、自然とある人物の顔が浮かんだ。「東国さん……」小さく呟いて、自分で驚く。最近、気づけば光也のことを考えている。どうしてなのだろう。そう思いながら、一つずつ思い返してみる。前の生では、怖い人だと思っていた。冷静で、感情がなくて、何を考えているのか分からない人。仕事だけを見て、生きているような人だった。けれど、本当は違うのだと今なら分かる。恒一との婚約発表をなしにするとき、自然に間に入ってくれた。――きっかけは覚えていない。――ただ、気になった。――気づけば目で追っていた光也は守ってくれた。あのときの背中は、とても大きく見えた。思い返せば、あれが初めてだったのかもしれない。光也という人を身近に感じたのは。それから、前の生の東国光也のイメージなんてあっという間に消えた。休日の、いささか気の抜けた姿。仕事中の、厳しい顔。部下と話すときの、聞く姿勢。航に呆れたときの、聞いていない振り。(そして……)意外なくらい、よく笑う人。もちろん、大笑いするわけではない。少しだけ口元を緩める程度。でも、その笑顔を見るたびに、冷たい人だと思っていた前の生の印象は薄れていった。「それに……」実花はクッションを抱き寄せる。名前。最初は「君」。それが「実花」と、名前で呼ばれるようになった。名前を呼ばれるたび、不思議と胸の奥が温かくなる。
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第126話 呼ばれる

数日後、教室を出ようとしたところで実花は後ろから名前を呼ばれた。「藤宮さん」棘のある、聞き慣れた声。振り返ると、恒一の従妹の智花が腕を組んで立っていた。「智花さん……何?」実花の言葉に、智花の顔が歪んだ。「何、なんて聞くようになったのね。これまでは呼んでもいないのに近づいてきたくせに」苛立ちを隠さない声。気づかない振りをすればよかったと、実花は関わったことを後悔した。「ごめんなさい、ちょっと急いでいるので」実花は軽く会釈をして歩き出そうとした。「ちょっと」横を通り過ぎようとした実花の腕を、智花が乱暴に掴んだ。その手の強さに痛みを感じ、実花は顔を歪める。そして気づく。もう智花に遠慮する必要はない。「離してください」以前のように怯えた声ではない。必要以上に下手へ出ることもない。淡々と問い返す実花の態度が、智花の癇に障った。「ずいぶん偉くなったじゃない」「そのつもりはありません」「前なら、もっとちゃんと話を聞いたわよね?」実花は静かに智花を見る。「恒一さんの従妹だったから気を使っただけです」「は?」唖然とする智花に実花はため息を吐く。「智花さんもそれは分かっていたはずですよ」智花の表情が強張った。「恒一兄さんのこと捨てるなんて、あんた、何様よ」「……捨てる」思いもよらない言葉だった。婚約の話をなしにしただけで、捨てたと思っていなかった。「捨てるって……恒一さんと美鈴さんがお似合いだって、散々騒いでいたのは智花さんでしょう?」智花が黙る。「智花さんの思い通りになったじゃない」「何を言っているのよ! 恒一兄さんが藤宮を継ぐ
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第127話 見たくなかった光景

思わず肩を震わせながら画面を見ると、表示されていた名前は予想とはまったく違っていた。実花のお花の先生だった。「あ……」張り詰めていた身体から、一気に力が抜ける。知らないうちに、こんなにも緊張していたらしい。実花は胸を押さえ、小さく息を吐いてから通話ボタンを押した。「もしもし、先生」『実花さん、急でごめんなさい』先生の声はいつもより慌ただしかった。『明日の展示会なんだけど、受付をお願いできないかしら』「受付、ですか?」『本来お願いしていた方が急病で入院してしまって……困っているの』華道家が集まる展示会。一般的な催しとは違い、受付にも礼儀や所作が求められる。だからこそ、本来なら高校生の実花へ頼まれる仕事ではない。(でも……)――君になら任せられると思った。以前、光也に頼られたときの言葉を思い出す。「私でよろしければ」『助かるわ』先生はほっとしたように笑う。『夜はレセプションもあるから、そのまま参加してちょうだい』「レセプションもですか?」『ホテルのお部屋はこちらで用意するから安心して』実花は少し驚いたものの、すぐに返事をした。「ありがとうございます」◇◇◇その夜。「泊まり?」実篤が思わず箸を止めた。「はい。明日なのですが、展示会の受付と夜のレセプションのお手伝いです」「そうか……」実篤は少しだけ考え込む。「東国君と一緒じゃないだろうな?」「違います!」実花は思わず声を上げた。「先生のお仕事です」実花は急いでスマートフォンの画面を実篤に見せた。先生から送られてきた展示会に関する資料。覚えることが一杯だが、実花は頑張ろうと思っている。「分か
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第128話 すれ違う二人

真理と光也の姿を見て以来、最初の火曜日が来た。実花はギリギリまでバイトをどうしようか悩んだ。しかし、結局予定通りバイトに行くことに決める。一度引き受けた仕事だからだ。自分の気持ちを理由に投げ出すつもりはなかった。ただ、できることなら、その前に真理と話したかった。真理はあの日から学校を休んでいる。通信クラスの生徒は、表向きには在籍していないことになっている。そのため、先生へ理由を尋ねることもできなかった。連絡をしようかとも思った。けれど、何と聞けばいいのか分からない。光也とどういう関係なのか。そんなことを尋ねる権利が、自分にあるのだろうか。考えているうちに、目の前に車が停まった。光也の車だ。助手席の窓が開き、「実花」と呼ばれた。いつもと変わらない光也の声だった。「乗れるか?」実花は頷いて、助手席の扉を開けて乗り込む。運転席には光也が座っている。「悪い、遅くなった」「いえ……瀬名さんは?」以前の緊急のときは別にして、バイトの日はいつも航が運転手を務めていた。交通量があるので路駐しにくいというのが理由だった。「俺よりも航に会いたかったのか?」「いえ……」そんなことはない。そう言うつもりが、喉のところで言葉が止まった。航がいれば、ホテルのことを聞きやすかったのにと思ったからだ。真理。ホテル。あの日の光景。意識した途端、身体が強張った。光也が横目で実花を見る。「どうした?」「……何がですか?」「いつもと違う」すぐに気づかれたことに、胸が揺れる。それなのに、光也は自分が原因だとは少しも思っていないようだった。やはり、何もなかったのだろうか。あの
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第129話 話せない関係

「えっと……そうだよね、今日は火曜日……だった」「……うん」真理の言葉に実花は頷く。つばを飲み込む。「あの……どういう関係、なの?」実花は勇気を振り絞って問いかけた。真理は小さく息を呑み、実花を見つめる。その瞳には迷いと苦しさが滲んでいた。「ごめん」小さな声。「今は言えない」それだけ言うと、真理は深く頭を下げる。「本当に、ごめん」真理は実花の横を通り過ぎると、足早に去っていった。まるで逃げるような後ろ姿だった。「……真理」呼び止めたい。追いかけたい。けれど、真理の苦しそうな顔を思い出すと足が動かない。胸の奥だけが苦しく締めつけられていく。実花はゆっくりと視線を上げた。そこには光也が立っている。静かな表情で、何も変わらない、いつもと同じ顔。(聞けばいい)そう思った。実は知り合いだったのか。なぜ、二人で会っていたのか。(東国さんなら……)そう思ったところで、考えが止まった。(……“なら”?)もし、真理と同じように「今は言えない」と答えられたら?その可能性は高い。先ほど真理が目の前で、実花の質問にそう答えたのだから。もし、光也まで同じ答えを返したら。それは、真理の意思を優先したことになる。実花の質問よりも。(……まるで被害妄想じゃない。何か事情があるのかも……)でも、想像できる事情が一つしか思いつかない。特別な関係。胸がちくりと痛む。その痛みが、前の人生の記憶を呼び起こした。前の生で、実花は恒一に聞いたことがある。『私と美鈴さん、どちらが大切なの?』あの頃の自分は、本当に苦しかった。
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